【古書】トーマス・S・マラニー著/比護遥訳『チャイニーズ・タイプライター 漢字と技術の近代史』

本書の主軸をなすのは、西洋のラテン・アルファベットを基にして作られた「近代」の象徴としてのタイプライターと、中国語との間にある距離感である。その隔たりゆえに中国語そのものに「問題」があるとみなされ、それを克服するための「パズル」が形作られることになる。常に西洋の「本物」のタイプライターを意識しつつ、この「パズル」を解こうとしていく人々の群像を描いていくなかで、漢字についての発想の転換や戦時中の日中関係、入力や予測変換といった現在につながる技術の起源に至るまで、さまざまな話題が展開されている。タイプライターというモノを起点としつつ、それの単なる発明史をはるかに超える射程を持った本であり、関心や専門を問わず広く読まれるべき一冊である。(出版社公式サイトより)

・目次・
謝辞・序論そこにアルファベットはない
第1章・近代との不適合
第2章・中国語のパズル化
第3章・ラディカル・マシン
第4章・キーのないタイプライターをどう呼ぶか?
第5章・漢字圏の支配第6章QWERTYは死せり!QWERTY万歳!
第7章・タイピングの反乱
結論・中国語コンピューターの歴史と入力の時代へ訳者解説注索引

出版社:中央公論新社
発行年:2021年 初版

本文ページ2箇所角折れ、天にごく僅かな汚れ等有り。その他は古書としては良好な状態かと思います。
販売価格 2,700円(内税)
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